有形民俗文化財「宇根の山車」
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「宇根八阪神社例大祭」の記事における「有形民俗文化財「宇根の山車」」の解説
江戸時代末期に創建された初代笠鉾は、秩父市東町に売却された。1899年(明治32年)頃に、二代目笠鉾が完成した。八阪神社から武甲山方向を「上」、八阪神社から横瀬駅方面を「下」と呼び、それぞれの地区ごとに、上組・下組の2基の笠鉾がある。1937年頃に電線架設により高さ6尺ほどに短縮。短縮以前の真柱は東林寺に保管されていた。1998年に心柱(標木)を8.8 mのものに復元した。 笠鉾は上組と下組で構造が異なる。笠鉾の一番上に付ける天道が太陽(上組)と月(下組)という、非常に珍しい組み合わせである。宇根の上組、下組笠鉾は、1973年、宇根の山車として横瀬町有形民俗文化財に指定された。
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