最近の実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 18:39 UTC 版)
「フラットファイルデータベース」の記事における「最近の実装」の解説
FairComのC-treeは、企業向けの最近の実装例である。しかしそれ以外では、初心者が簡単にフラットファイルデータベースを利用できるようなソフトウェア製品は少ない。そのような機能は Microsoft Works のデータベース機能(一部バージョンのWindowsでのみ利用可能)、クラリスワークスの名称でも知られているAppleWorks(Macintosh版とWindows版があった)にあった。ボーランドのParadoxやマイクロソフトのAccessのようなデータベースソフトが関係データベース的な機能を提供するようになり、同時に組み込みのプログラミング言語を使うようになっていった。MySQLやOracleのようなデータベース管理システム (DBMS) は一般に初心者が扱えるものではなく、プログラマがアプリケーションを組んで初めて利用可能となる。 多くのアプリケーションソフトは内部的にフラットファイルデータベースを使って設定データを格納している。ユーザーが情報を入力したり引き出したりする形態のアプリケーションは内部でフラットファイルを使っていることがある。例えば、何らかのコレクションの管理ソフトや予定表などのソフトウェアである。小さな住所録ソフトも内部ではフラットファイルに情報を格納していることが多い。 XMLはプレーンテキストのファイルにデータを格納する用途でよく使われるが、XMLは非常に構造的で、格納すべきデータについても定義されている。したがって、フラットファイルモデルとは全く異なる。
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