最終駆動装置(ファイナルドライブ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 11:39 UTC 版)
「駆動列」の記事における「最終駆動装置(ファイナルドライブ)」の解説
最終駆動装置は、駆動輪にトルクを供給する一連の構成要素のうち、最後の要素である。道路車両では、変速機からの動力を減速させて伝達するファイナルギア(最終減速歯車)と、左右に動力を分配するデファレンシャルギア(差動歯車)という2つの部品で構成されている。 鉄道車両では、逆転装置が組み込まれていることもある。例えば、イギリス国鉄の第1世代ディーゼル多目的ユニットの多くに採用されているセルフ・チェンジング・ギアズ(英語版)製RF28や、クラス03およびクラス04のディーゼル・シャント機関車に採用されているRF11などが挙げられる。 自動車の動力列は、エンジンや電気モーターなどの推進源と、そのエネルギーを車両の前進に変換する駆動系で構成されている。 モータービークルでは、動力列は、エンジンや電気モーターなどの推進源と、そのエネルギーを車両の前進に変換する駆動列系で構成されている。
※この「最終駆動装置(ファイナルドライブ)」の解説は、「駆動列」の解説の一部です。
「最終駆動装置(ファイナルドライブ)」を含む「駆動列」の記事については、「駆動列」の概要を参照ください。
- 最終駆動装置のページへのリンク