曹宏とは? わかりやすく解説

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曹宏Cao Hong

ソウコウ
サウクワウ

(?~?)

陶謙部下曹豹縁者だろうか

曹宏は徐州陶謙深く親愛され、その任用受けていた。しかし讒言もてあそぶ小人であり、善良な人々多く危害加えられた。徐州百姓たちが裕福で、食糧有り余っていたが、曹宏らのために法秩序乱れ徐州少しづつ衰退していった《陶謙伝・後漢書同伝》。

『三国志』『後漢書』ともに、曹宏が親任されたことの対比として、趙昱らの名士遠ざけられたことを記している。おそらく名士層の僭越放縦取り締まるため、曹宏は検察役として陶謙期待負っていたのだろう。これらの記述根底には、曹操による徐州侵攻非違相殺する意図があるらしく、注意が必要である。

参照曹豹 / 陶謙 / 徐州 / 牧


曹宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 14:05 UTC 版)

曹 宏(そう こう、生没年不明)は、中国後漢末期の政治家。

略歴

陶謙配下の重臣。陶謙に深く信頼されたが、讒言を繰り返す佞臣であり、彼のために趙昱王朗らは、陶謙から疎まれ遠ざけられることになった[1]。曹宏らによる政治の壟断で、豊かだった徐州も次第に衰退していった。

脚注

  1. ^ 後漢書』及び『三国志』魏志の陶謙伝


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