書院番
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書院番(しょいんばん)とは、江戸幕府に設けられた職制の一つ。徳川将軍の馬廻衆(親衛隊)としての高い格式を持ち、同様の小姓組と共に両番と称された。五番方(書院番、小姓組、大番、小十人、新番)に数えられる軍事部門の職制であり、大番、小十人、新番よりも上に置かれた。書院番の番士には幕府内での出世(両番家筋)の道が開かれていた[1]。
- ^ “旗本(はたもと)/ 御家人(ごけにん). 時代劇用語指南(2008年6月12日)” (日本語). 山本博文 (解説) / 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス. 2022年6月27日閲覧。
- ^ 和田英松、所功校訂 『官職要解』 講談社学術文庫 ISBN 978-4061586215、347p
- ^ 村井益男 『江戸城 将軍家の生活』 講談社学術文庫 ISBN 978-4061598829、198p
- 1 書院番とは
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