書評家・豊崎由美の発言を巡る騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:48 UTC 版)
「けんご」の記事における「書評家・豊崎由美の発言を巡る騒動」の解説
2021年12月9日、書評家の豊崎由美がTwitter上でTikTokで本を紹介するクリエイターを批判する発言を行った。これに対して、けんごは読書紹介で他の人に自分の好きな本を紹介し、読書の楽しみや作品の素晴らしさを知ってもらうために活動していると主張した。また、豊崎由美の発言を受けて、けんごはこれまでTikTokを仕事とせず、PR動画を一本も上げずに純粋な楽しさで活動してきたことを話しつつ、TikTokでの活動を今後も楽しそうにないとしてTikTokの活動を休止することを宣言した。また、この騒動に関連して、けんごは2021年の夏頃から活動に対して批判的なダイレクトメッセージが寄せられていたことを明かしている。 ライターの飯田一史は、けんごが中学生・高校生の女子に与えた影響について触れつつ、けんごのTikTok活動休止は出版業界に大損害を与えるほどのものだとした。また、かつて一部の文芸評論家が書評家を見下していたように、書評家がTikTokerを見下す発言をしたことに対して苦言を呈している。 2021年12月のインタビューで、TikTokを休止したことに関してけんごは自身が反論などをすることによって、自身の投稿を見ている中学生や高校生が悪影響を受けることや、フォロワーなどが巻き込まれることを懸念した結果だと話している。また、同時にインスタグラム中心に活動スタイルに切り替えることを発表している。また、2022年1月のインタビューでも、TikTokでの投稿を2021年1月現在ではするつもりはなく、インスタグラムのショートムービーやテキストで発信する意向を示している。
※この「書評家・豊崎由美の発言を巡る騒動」の解説は、「けんご」の解説の一部です。
「書評家・豊崎由美の発言を巡る騒動」を含む「けんご」の記事については、「けんご」の概要を参照ください。
- 書評家・豊崎由美の発言を巡る騒動のページへのリンク