書家 石川梧堂
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「石川総朋 (梧堂)」の記事における「書家 石川梧堂」の解説
明の董其昌の書を学び、多くの門人を晩年抱えていたとされる。「日本書誌学大系 23 三村竹清集(3)」(青裳堂書店)においては「(梧堂)先生能書のことは世の知る所なり、弱冠より膂力人にすぐれたまひて、柔術に名あり、又角觝に移りたまひて、強年まで休むことなし、実に希代の強豪なりとあり。碁盤の上へ百匁筒と湯呑とを載せ、片手に持上げて、その湯を飲まれしなど伝へ、又邸内に土俵を造り、力士を養成し、かの玉垣額之助も、この石川様の部屋より出でしなどとも聞けり。」と紹介している。明治の教育者中村正直は梧堂に師事し書を習った(「人物叢書 第135巻」より)。
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