書の五厄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/17 22:19 UTC 版)
隋の牛弘は、隋代までの歴朝の書物の災厄の筆頭に、焚書・坑儒を挙げている(『隋書』「牛弘伝」)。 始皇帝の焚書 新末の王莽打倒の叛乱による国家蔵書の焼失 後漢末の三国鼎立に至る動乱による国家蔵書の散逸 西晋末の永嘉の乱の動乱による国家蔵書の散逸 梁末の元帝が西魏軍に包囲された江陵城で自らの手で国朝の蔵書に火を放った事による散逸 ただし、政策上の理由から書物が災厄を被ったのは始皇帝の焚書のみであり、残り4つはいずれも王朝末期の混乱によるもの。
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