暗槓の搶槓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 10:44 UTC 版)
通常のメンツ手の場合、暗槓に対しロンを宣言することはできない。しかし国士無双の1面待ちに限り例外的に、加槓(小明槓)に限らず暗槓でも搶槓によるロン和了を認めるルールになっている場合がある。滅多に発生する事例ではないが、いちおう事前に確認しておくのが望ましい。 (例)の聴牌形で、他家のでロン和了。 1990年代に馬場裕一、片山まさゆきらのグループが模索したルールの例では、国士無双に関して、現物以外のフリテンロン和了(後述)や、頭ハネを超越するといった特例は採用されなかった一方で、暗槓搶槓の特例だけは残された。その理由として、前2者は打ち手の意思で防ぐことができないが、暗槓搶槓は打ち手の意思で防げることが挙げられている。ただしこれもルールとして不合理であることは認識されており、実際のところは麻雀の歴史的な文化を大切にしたいという思いによるところが大きかったという。 なお、13面待ちの場合は和了牌をすべて自分の手に1枚ずつ揃えている状態のため、他家の暗槓および加槓はありえない。
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