晨風丸 (久留米藩)とは? わかりやすく解説

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晨風丸 (久留米藩)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/05 16:48 UTC 版)

晨風丸
基本情報
建造所 (アメリカボストン)[1]
艦種 運輸船[1]
建造費 購入金額:53,000ドル[2]
艦歴
竣工 1864年[1]
就役 慶応2年9月12日(1866年)購入[2]
要目
トン数 100トン[2]
長さ 108 ft (32.92 m)[1]
または 185[2](34.24m)
23 ft (7.01 m)[1]
または3間2尺[2](6.06m)
深さ 2間2尺[2](4.24m)
機関 蒸気機関[1]
推進 スクリュー・プロペラ[1]
出力 100馬力[1]
兵装 大砲 6門[2]
その他 船材:[1]
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晨風丸(しんぷうまる)は、久留米藩所有の運輸船[1]

船歴

原名マルチインウアイト[1]元治元年(1864年)アメリカボストンで建造された木造汽船[1]慶応2年9月12日(1866年10月20日)に長崎でロビネットから53,000ドルで購入した[2]

戊辰戦争

明治2年3月8日(1869年4月19日)晨風丸を含む7隻が品川を出港し、函館に向かったが[3]。 4月13日(新暦5月24日)、晨風丸三厩の北西達鼻岬(竜飛崎)で坐礁、破壊された[4]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l #造船史明治(1973)p.138
  2. ^ a b c d e f g h #海軍歴史23船譜(1)画像12
  3. ^ #M1-M9海軍省報告書画像8-9、明治二年己巳 軍務官 兵部省、3月。
  4. ^ #M1-M9海軍省報告書画像9、明治二年己巳 軍務官 兵部省、4月。

参考文献

  • アジア歴史資料センター(公式)(防衛省防衛研究所)
    • 『記録材料・海軍省報告書第一』。Ref.A07062089000。 (国立公文書館)
    • 『海軍歴史 巻之23 船譜(1)』。Ref.C10123646500。 (勝海舟『海軍歴史』巻23。)
  • 造船協会/編『日本近世造船史 明治時代』 明治百年史叢書 第205巻、原書房、1973年(原著1911年)。 



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