映画『アポロ13』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 05:14 UTC 版)
「ジム・ラヴェル」の記事における「映画『アポロ13』」の解説
ラヴェルはジェフリー・クルーガー(英語版)とともに、1994年にアポロ13号のミッションにおける体験をまとめた"Lost Moon: The Perilous Voyage of Apollo 13"(邦題『アポロ13』 ISBN 4-10-246301-1)を執筆した。 ロン・ハワード監督の1995年の映画『アポロ13』は、この本を基に制作された。ラヴェルは映画化の話を聞いた時、自分の役は体格が似ているケビン・コスナーが適していると思ったが、実際に演じたのはトム・ハンクスだった。撮影の準備のために、ハンクスはテキサス州のラヴェル夫妻の自宅を訪ね、さらにラヴェルの自家用飛行機で一緒に飛行した。 この映画で、映画製作者は当初ラヴェルに、着水した司令船の回収にあたった強襲揚陸艦「イオー・ジマ」に乗艦している提督の役としてカメオ出演することを提案した。しかし、ラヴェルは「私は大佐として引退した。これからも大佐であり続ける」と言ってそれを断った。最終的にラヴェルは、「イオー・ジマ」の艦長リーランド・E・カーケモキャプテン(英語版)(大佐と同ランク)の役で出演することとなった。宇宙飛行士たちが「イオー・ジマ」に乗り込むシーンで、ハンクスがボイスオーバーで話す中、ハンクスの手を握る海軍士官がラヴェルである。妻のマリリンも打ち上げの見学者の役でカメオ出演しているほか、特別版DVDには夫妻によるコメンタリーが収録されている。
※この「映画『アポロ13』」の解説は、「ジム・ラヴェル」の解説の一部です。
「映画『アポロ13』」を含む「ジム・ラヴェル」の記事については、「ジム・ラヴェル」の概要を参照ください。
- 映画『アポロ13』のページへのリンク