早歌と和讃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)
今様を受けて鎌倉武士たちに愛唱されたのが、早歌(宴曲)と呼ばれる長編歌謡である。早歌は、『源氏物語』や『和漢朗詠集』など日本の古典や仏典・漢籍を出典とする歌謡で七五調を基本としたもので、1296年(永仁4年)以前に成立した『宴曲集』は歌謡作者明空の編纂による歌謡集である。 仏教賛歌である和讃もさかんにつくられた。浄土真宗系の『浄土和讃』など「三帖和讃」や時宗系の:『別願讃』、『浄業和讃』があり、その影響は旧仏教系の『高僧讃』・『神祇讃』などにおよんだ。
※この「早歌と和讃」の解説は、「鎌倉文化」の解説の一部です。
「早歌と和讃」を含む「鎌倉文化」の記事については、「鎌倉文化」の概要を参照ください。
- 早歌と和讃のページへのリンク