早歌

デジタル大辞泉

そう‐か〔サウ‐〕【早歌】

読み方：そうか

《「そうが」とも》「宴曲(えんきょく)」に同じ。

はや‐うた【早歌】

読み方：はやうた

１ 神楽歌(かぐらうた)の一。小前張(こさいばり)の部の最後にうたわれる歌。ユーモアに富んだ歌詞で、テンポも速い。

２ 「宴曲(えんきょく)」に同じ。

歴史民俗用語辞典

早歌

読み方：ソウカ（ｓｏｕｋａ）

鎌倉・室町時代の中世歌謡。

別名 宴曲(えんきょく)

早歌

読み方：ハヤウタ（ｈａｙａｕｔａ）

神楽歌の一。

世界宗教用語大事典

そうが 【早歌】

日本で昔流行した歌謡の一種。宴席でもうたわれたので宴曲とも。鎌倉中期の僧明空が大成した。今様や声明からヒントを得、リズミカルに作られていたので早歌という。武士や僧侶に好まれ室町末期まで流行。物尽くしのほか「熊野参詣」「法華」「浄土宗」など宗教に関するものもあった。

季語・季題辞典

早歌

読み方：ハヤウタ（ｈａｙａｕｔａ）

神楽歌の一つ

季節 冬

分類 宗教