旧年立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 09:30 UTC 版)
詳細は「源氏物語年立 (一条兼良)」を参照 『源氏物語』の全巻にわたる体系的な年立を初めてまとめ上げたのは『花鳥余情』の著者でもある一条兼良であり、1453年(享徳2年)に作られた「源氏物語年立」または「源氏物語諸巻年立」と呼ばれるものである。これは後に『種玉編次抄』(宗祇)、『源氏物語聞書』(肖柏)、『弄花抄』・『細流抄』(三条西実隆)などによって部分的に手直しされることもあったが概ね踏襲されていった。『湖月抄』などの江戸時代の版本に収録されている年立も基本的には一条兼良の作った年立である。 この一条兼良の作った年立を今日では「旧年立」と呼んでいる。
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