旧六十八銀行八木支店とは? わかりやすく解説

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旧六十八銀行八木支店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/01 23:57 UTC 版)

旧六十八銀行八木支店
情報
旧名称 六十八銀行八木支店、八木劇場、旧和歌山銀行橿原支店
旧用途 銀行映画館結婚式場
設計者 舟橋俊一
施工 淺沼組
構造形式 鉄筋コンクリート造[1][2]
建築面積 157 m² [1][2]
階数 2階建[1][2]
竣工 1928年[1][2]
所在地 奈良県橿原市八木町1-2-13
座標 北緯34度30分31.0秒 東経135度47分33.8秒 / 北緯34.508611度 東経135.792722度 / 34.508611; 135.792722 (旧六十八銀行八木支店)座標: 北緯34度30分31.0秒 東経135度47分33.8秒 / 北緯34.508611度 東経135.792722度 / 34.508611; 135.792722 (旧六十八銀行八木支店)
文化財 登録有形文化財
指定・登録等日 2006年10月18日
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旧六十八銀行八木支店(きゅうろくじゅうはちぎんこうやぎしてん)は、奈良県橿原市八木町1-2-13にある銀行建築。設計は舟橋俊一[1][2]旧和歌山銀行橿原支店(きゅうわかやまぎんこうかしはらしてん)とも呼ばれる。

歴史

近鉄橿原線八木西口駅近くにあり、国道165号に北面している[2]。1928年(昭和3年)に奈良県技手の舟橋俊一の設計によって、六十八銀行(第六十八国立銀行)八木支店として建てられた。舟橋は1924年(大正13年)に奈良県初の鉄筋コンクリート造建築である郡山小学校を設計した人物である[1][3]。入口上部のアーチや半円形の窓、入口脇のイオニア式オーダーなど、ルネサンス建築風の意匠が用いられている[1]

1934年(昭和9年)には六十八銀行・吉野銀行・八木銀行・御所銀行が合併して南都銀行が発足した。戦後には映画館として使われた時代もあった。1963年(昭和38年)には和歌山相互銀行(後の和歌山銀行)橿原支店となった。

奈良県南部に現存する最古の鉄筋コンクリート造建造物とされる。2006年(平成18年)10月18日に登録有形文化財に登録された[2]。2013年(平成25年)頃には道路の拡幅工事に伴って後方に曳家された。現在は結婚式場兼レストラン「ジュールフェリエ ラ・バンク」として活用されている。

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f g 旧六十八銀行八木支店(旧和歌山銀行橿原支店) 橿原市
  2. ^ a b c d e f g 旧六十八銀行八木支店 文化遺産オンライン
  3. ^ 大和郡山市立郡山小学校は1873年(明治6年)に開校した小学校である。1971年(昭和46年)に廃校となり、大和郡山市立郡山南小学校と大和郡山市立郡山北小学校に分割された。

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