日本海軍時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 01:01 UTC 版)
「ルイージ・トレッリ (潜水艦)」の記事における「日本海軍時代」の解説
1945年5月、ドイツ降伏によって欧州戦線が連合国の勝利で終結し、今や日独伊枢軸国で継戦しているのは日本のみとなっていた。日本海軍は神戸川崎に停泊して修繕中だった『UIT25』(『ルイージ・トレッリ』)を接収した。二度目の接収となった同艦は『伊号第五百四潜水艦』と改名され、1945年7月15日に日本海軍に編入され、伊五百一型の4番艦、呉鎮守府籍の特殊警備潜水艦に定められ、呉鎮守府部隊付属となった。枢軸国の艦艇で日独伊の三海軍を渡り歩いたのは、グリエルモ・マルコーニ級潜水艦のベースとなったマルチェロ級潜水艦『コマンダンテ・カッペリーニ』(『伊号第五百三潜水艦』)と本艦の2隻のみである。 終戦直前にはアメリカ陸軍航空軍のB-25爆撃機を撃墜したとされている。 1946年4月16日、神戸に停泊している所を連合軍に接収され、『コマンダンテ・カッペリーニ』と共に紀伊水道で海没処分された。
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