日本以外におけるサソリ固め
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 02:48 UTC 版)
「サソリ固め」の記事における「日本以外におけるサソリ固め」の解説
日本以外ではアメリカのWWF(現:WWE)で活躍したブレット・ハートのフィニッシュ・ホールドとして認知されており、英語圏ではブレットの名付けたシャープシューターと呼ばれている(技名はブレットのニックネーム「ヒットマン」が由来)。この技をアメリカで初めて認知させたのはWCWで活躍したスティングであり、日本での英名と同じくスコーピオン・デスロックの名称で使用(スティングのモチーフはサソリ)。 ブレットは左利きであるため、左足を軸に技を掛けるので長州力らのサソリ固めとは形が左右対称となっている。日本では、それをシャープシューターとしてサソリ固めとは別の技とする見解もあったが、ショーン・マイケルズやクリス・ベノワらが使用している右で抱える形の技もシャープシューターと呼称されていることから、現在では同一の技として認識されている。 アメリカでは、この他に「リバース・フィギュア・フォー」「クローバー・リーフ・レッグ・レイス・クラブ」「グレイプヴァイン・ボストン・クラブ」などの名称で使用しているレスラーがいる。テリー・テイラーはコック・オブ・ザ・ウォークの名称を用いていた。 WWEでは団体史上最悪の汚点とも言われるモントリオール事件と因縁の深い技であり、ブレットのフィニッシュ・ホールドとして認知されていることから、ハート・ダンジョン出身者をはじめとするカナダ人レスラーが、この技を好んで使用する傾向にある。
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