日本マイコンクラブとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 日本マイコンクラブの意味・解説 

日本マイコンクラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 03:57 UTC 版)

日本マイコンクラブ(にほんマイコンクラブ)は、日本でのマイクロコンピュータマイコン)草創期に、マイコンに興味ある人、自分で作りたい人、技術交流の場所を求めている人など、アマチュアのために作られた組織。

渡邊茂東京大学)、渕一博電子技術総合研究所)、矢田光治(電子総合研究所)、東山尚(千代田化工建設)、高御堂富三夫(マイテック)、石原秀策(富士通)、篠崎博(パナファコム)、広瀬治臣(東京芝浦電気)、唯山利朗(アルプス電気)、鎌田信夫インテルジャパン)、秋房義博((社)日本電子工業振興会)を発起人として1976年10月1日に発足した。

日本でのマイコン文化普及に大いなる貢献をし、1991年5月9日に設立された(社)パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会(PCUA:Personal Computer Users' Application Technology Association)へとその活動は継承された。

発足時の組織

準備期間(1976年10月1日~1977年9月30日)の組織では、機関誌マイコンニュースの発行、マイコン研究会開催、マイコンラボでの指導、工場や研究所の見学会、コンテスト、テクニカル・レポートの発行、マイコンの割引斡旋、調査研究および資料収集などの活動をおこなった。

  • 会長 渡邊茂(東京大学)
  • 評議員 寺尾満(東京大学)、梅谷陽二(東京工業大学)、相磯秀夫(慶應義塾大学)、大川善邦(岐阜大学)、矢板徹(法政大学)、池野信一(電電公社武蔵野電気通信研究所)、大須賀節雄(東京大学宇宙航空研究所)、元岡達(東京大学)、南雲仁一(東京大学)、山本欣子(日本情報処理開発協会)、荻田直史(理化学研究所
  • 運営委員 渡邊茂(委員長)、渕一博(副委員長)、東山尚(幹事)、鎌田信夫(幹事)、矢田光治(幹事、研究会)、三浦宏文(総務、東京大学)、林豊彦(企画、生活映像情報システム開発協会)、正田英介(技術レポート、東京大学)、佐藤慶三郎(マイコンラボ、東京都立工業技術センター)、成田誠之助(技術者認定試験、早稲田大学

設立当初の組織

(1977年10月1日~1979年9月30日)




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本マイコンクラブ」の関連用語

日本マイコンクラブのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本マイコンクラブのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本マイコンクラブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS