日本の火炎放射戦車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:56 UTC 版)
九五式軽戦車 火炎放射器を搭載したバリエーションが存在した。 装甲作業機戊型 チハ 火焔作業車(試製火焔発射戦車 カホ車)九七式中戦車の車体をベースとした工兵車両。万能型の装甲作業機に代わって、各機能に特化した専用車両の一つ。任務は「各種固定目標および移動目標の火焔による制圧」。開発は第三陸軍技術研究所。新造された車体上部の左右袖部前面に一〇〇式火焔発射器を計2基装備する。砲塔を持つが、九七式中戦車のように車体右側に偏っておらず、車体中央に配置されている。砲塔に九七式五糎七戦車砲らしき物を装備しているが、本物かダミーかは不明。自衛用火器を備える。エンジンは統制型。1943年以降の生産と考えられている。生産台数を含め、詳細は不明。「試製火焔発射戦車 カホ車」は後に付けられた便宜上の名称であり、正式名称ではない。本車は工兵車両なので、火焔発射「戦車」ではない。
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