日本の有料道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 08:56 UTC 版)
日本では、全国各地の高速道路をはじめ、橋やトンネル、観光地を走るドライブウェイ(観光道路)などに、その道路を利用する通行人に対して料金を徴収する制度がある有料道路がある。長大橋は建設するために多額の費用を要するところから、有料橋として建設されることが多い。また、長大トンネルも高速道路上に建設されることが多いため、新直轄方式で建設されたものを除いて有料である。有料道路の中には、通行料金を徴収して償還期間を終えたものは無料化されるものがある。 日本の有料道路の種類には、道路法による有料道路と、道路運送法による有料道路がある。事業主体もさまざまで、道路法による有料道路はもともと国や地方自治体などの公共団体、道路運送法による有料道路は民間会社によるものである。収入源となる通行料金の設定は、道路法上の道路では償還主義の原則により利用者に必要最低限の負担とするのに対し、道路運送法上の有料道路では適正な利潤となる料金設定が認められている。 自動車専用に指定された道路とされない道路がある。
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