日大芸術学部裏口入学報道裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:51 UTC 版)
「太田光」の記事における「日大芸術学部裏口入学報道裁判」の解説
新潮社発行の週刊誌『週刊新潮』が2018年8月16・23日号で「爆笑問題『太田光』を日大に裏口入学させた父の溺愛」と題した記事を掲載。太田側は虚偽の記事を掲載されたとして、発行元の新潮社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて東京地方裁判所に提訴した。2018年10月に第1回の口頭弁論が行われ、その後は和解交渉が行われたが決裂。2020年10月1日に東京地裁で開かれた公判で、太田本人が初めて法廷に立った。12月21日、判決公判が行われ、新潮社に440万円の支払いとウェブサイト上の当該記事削除が命じられた一方、太田が求めていた謝罪広告掲載は認められなかった。新潮社側・太田側双方が控訴したが、2021年12月24日の控訴審判決公判で東京高裁は一審判決を維持し双方の請求が棄却。新潮社側は当初上告する意向を示していたが、「上告に意味がないと判断した」として期限までに上告することなく判決が確定。太田はこれに安堵する旨と一連の騒動を今後もネタにし続ける意向をコメントした。 太田は法廷や一審判決後の記者会見でボケを交えて発言しており、その言動に否定的な意見もあったが、それに対し太田は「我々にとって真剣であるっていうことと、ボケることは矛盾しない」「この問題に関しては、俺が何を思っているかを言うことのほうが大事。勝つ負ける以上に重要な肝だから」と話している。なお、この裁判とは関係のない弁護士は「予想の範囲内の出来事」で「何らこの法律(法廷等の秩序維持に関する法律)に違反するものではない」という見解を示している。
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