旅団対戦車中隊・対舟艇対戦車隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 00:48 UTC 版)
「普通科 (陸上自衛隊)」の記事における「旅団対戦車中隊・対舟艇対戦車隊」の解説
詳細は「対戦車隊」を参照 旅団対戦車中隊・対舟艇対戦車隊は普通科部隊の中でも、対機甲・対舟艇火力に特化した普通科部隊である。部隊は100人程度の中隊規模と、他の普通科部隊よりも人員が少ない。 かつては対戦車隊として、師団・旅団隷下において60式106mm無反動砲や64式対戦車誘導弾等を装備していたが、旅団対戦車中隊として現存するのは第12対戦車中隊のみである。なお、第12対戦車中隊は、第12旅団の戦車部隊が廃止されたため、不足する旅団の対機甲火力を維持するために3個射撃小隊基幹で引き続き編成されている。 対舟艇対戦車隊は、96式多目的誘導弾システムを装備し、対機甲火力に加え、上陸用舟艇に対する火力を強化した部隊である。北部と西部の方面隊隷下に隊(乙)規模(3個射撃小隊基幹)で編成され、第2師団では中隊規模(2個射撃小隊基幹)で編成されている。西部方面隊隷下部隊は、西部方面~という名を冠しているが、平時は特定の師団に隷属し、有事の際は方面隊隷属となる特殊な運用を行っている。
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