新貨幣通用制限
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 16:49 UTC 版)
本位金貨は支払いに対し法貨として無制限通用と定められた。 貿易一圓銀貨は貿易取引専用とし、貿易一圓銀貨100円は金貨101円と等価とする。これにより金銀比価は1:16.01と当時の国際水準に基づくものとなった。貿易一圓銀貨は国内における一般取引には用いないこととした。 補助銀貨は一回の支払いに対し法貨としての通用制限は10円とされ、補助銅貨は一回の支払いに対し通用制限は1円とされた。ただし、貿易一圓銀貨の国内における制限および補助貨幣の通用制限は、受取り、払渡しを拒否する権利があるということであり、互いの対談による合意に基づく取引はこの限りでない。
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