新宿泥棒日記とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 新宿泥棒日記の意味・解説 

新宿泥棒日記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 07:36 UTC 版)

新宿泥棒日記
Diary of a Shinjuku Thief
監督 大島渚
脚本 田村孟
佐々木守
足立正生
大島渚
製作 中島正幸
撮影 吉岡康弘
仙元誠三
編集 大島渚
製作会社 創造社
配給 ATG
公開 1969年2月25日
上映時間 97分
製作国 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

新宿泥棒日記』(しんじゅくどろぼうにっき)は、1969年に公開された、大島渚監督映画作品である。白黒の94分でパート・カラー、スタンダード。創造社制作、ATG配給。

概要

一九六八年夏の土曜日午后五時半、新宿紀伊國屋書店。青年(横尾忠則)が本を万引きして店を出ると、彼の手首を若い女(横山リエ)の手が掴む。彼女は店員として彼を社長田辺茂一氏のところへ突き出すのだった。青年は女に「明日また」と再犯を予告して実行し、女は青年をまた社長の前へ突き出す。社長は自著『裸像との対話』を青年に「謹呈」して、万引きをいちいち連れてこなくていいと女に言う。女は「このお店と社長さんが好き」な偽店員なのであった。

青年は万引きをして女に手を捕まれたときに「あやうく射精しそう」なほど亢奮し、一方の女も偽店員をとても楽しそうに演じるのだが、ふたりはいざ性交をしても、「ぜんぜん」盛り上がらず、困ってしまう。この状況を打開すべく、彼らは性科学者高橋鐵氏のもとを訪ねて話を聞いたり、飲み屋で創造社の俳優諸氏のセックス談義を聴いたりするが、どうもピンと来ない。

ふたりの物語は、セックスとは何かを問いながら、当時のアンダーグラウンド文化のなかで幻想的な展開を見せてゆく。

スタッフ

配役

参考文献

  • 樋口尚史『大島渚のすべて』(キネマ旬報社)

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新宿泥棒日記」の関連用語

新宿泥棒日記のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新宿泥棒日記のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新宿泥棒日記 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS