文民政権
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1988年7月の総選挙で第一党となった国民党(タイ民族党)のチャートチャーイ・チュンハワン(在任1988-1991年)政権は、1976年の第3次セーニー内閣以来の文民政権であったが、好景気とともに政治的実業家による利権政治が蔓延した。一方、軍の権益を軽視したことにより、1991年2月23日に陸軍司令官スチンダー・クラープラユーンらが軍事クーデター(タイ語版)を起こし、チャートチャーイは失脚したが、プレーム政権以来の民主化の定着やクーデター後の対外的な配慮などにより、外交官出身のアナン・パンヤーラチュン(在任1991-1992年)が推薦され、暫定政権として3月6日、一時文民政権が誕生した。
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