教文館ビル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 22:04 UTC 版)
教文館ビルは、地上9階・地下2階の鉄骨鉄筋コンクリート構造で、アントニン・レーモンドの設計により1933年(昭和8年)12月に竣工。 アール・デコ様式の建築で、完成当時は銀座通り側に塔屋があり、銀座界隈で目立つ建物であったという(塔は昭和30年代に撤去)。当時のアール・デコの意匠の内装は、現在[いつ?]もエレベーターホールの壁面装飾などに残る。 松屋通り側の入り口中央にある回転扉は、現存する銀座で最古の回転扉とされる(使用はされていない)。 ビル完成当初は、1階と地階にレストラン「富士アイス」が店を構えていた。 日本医師会会長を務めた武見太郎は教文館ビル内に自らの診療所を設置していた。 隣接する敷地には日本聖書協会が所有する「聖書館ビル」が建つ。松屋通り側入り口および各階のエレベーターフロアを共有しているため、一見すると一つの建物のように見える。
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