政策・導入目標量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:10 UTC 版)
2001年6月の経済産業省の調査会による「新エネルギー部会報告書」では2010年度までの導入設備容量目標を300万kWと定め、環境省も2002年3月発表の「地球温暖化推進大綱」で2010年度までの目標を300万kWとした。各種規制の見直しや漁業権が設置障害にならない沖合い数十キロの水深の深い場所にも設置できる浮体式洋上風力発電の技術開発を急ぐべきとの意見も出された。また、RPS法の導入目標数値の増大も検討された。設備容量300万kWの達成は2015年度であった。 業界団体の日本風力発電協会の風力発電導入ポテンシャルと中長期導入目標V3.2(2012)によれば、2020年には1180万kW、2030年に2880万kWの導入目標量が掲げられていた。資源エネルギー庁が2015年に示した2030年エネルギーミックスでは風力発電の目標は洋上風力82万kwを含む1000万kwであった。
※この「政策・導入目標量」の解説は、「日本の風力発電」の解説の一部です。
「政策・導入目標量」を含む「日本の風力発電」の記事については、「日本の風力発電」の概要を参照ください。
- 政策導入目標量のページへのリンク