政権が「全国性」を持っている
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/27 04:43 UTC 版)
「天下人」の記事における「政権が「全国性」を持っている」の解説
天下統一とは、上述の通り、日本全国を統一して一元的に支配することである。秀吉と家康の政権は、名実ともに全国政権であった。頼朝の場合、領国的な支配は東国中心であったが、御家人制によって全国的に人を支配していた。尊氏になると、南北朝の時代になっており、お互いを正当な政権であると主張していたが、北朝を擁した足利家の武家政権は、終始、公家である南朝政権より強力であり、日本の中心部である京都をほぼ支配していた。信長の政権も、畿内を含む京都とそこにいる朝廷を押さえていた。その意味においては、全国性を持っていたことになる。
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