放射線による障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/11 02:58 UTC 版)
一般的に、小児の脳への放射線による障害には、知能低下、聴力低下、視床下部や下垂体に放射線があたることによる内分泌障害(成長ホルモン欠乏など)、脳血管障害(脳梗塞など)、髄膜腫や神経膠芽腫などの二次がんの発生、白質脳症などが知られている。また、最近、小児脳腫瘍に対してもIMRTが行われるようになってきたが、頭蓋骨や顔面骨の成長障害、変形などの報告もあり、新しいテクニックについても、さらに評価が必要である(脳腫瘍に対するIMRTは2008年4月の保険改訂で保険診療に認められた。)。
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