改革への動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 01:21 UTC 版)
1960年代の終わり頃から、法主に権威・権限の集中する教団のあり方をめぐり、激しい意見の対立がみられるようになっていく。真宗大谷派内部にあって改革派は、次の2つの考えをかかげて、当時の教団のあり方の改革を訴えた。 同朋公議 教団の運営は、何人の専横をも許さず、本来的に同信の門徒・同朋の総意によるべきである。 宗本一体 宗派としての真宗大谷派と、その構成者たる門徒が帰依処とする本願寺は、本来的に不可分一体のものである。 1962年7月に、「同朋会運動」が発足し、そのテーマとして「真宗同朋会運動とは、純粋な信仰運動である」「家の宗教から個々人の自覚としての宗教へ」が掲げられた。「同朋会運動」が発足して、「真宗同朋会条例」が公布される。
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