握り部の色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 01:43 UTC 版)
日本の場合、つり革の成型色はほとんどが艶付きの白系統か明るい灰色系であるが、2003年より優先席のエリアを解りやすくするため、このエリアのつり革を別の色(オレンジ色または黄色など)のものに換装する事業者が増えているが、新京成電鉄では1980年代より優先席に黄色のつり革を使用していた。2010年代以降は車両イメージに合わせたカラーリングのつり革を採用する車両が登場している。 これとは別に、JR東日本のE531系・E233系・キハE130系や、千葉都市モノレール0形電車では、優先席付近などを除き艶消しの黒色で、二等辺三角形の、上下方向に長い(ドア付近は従来の三角形)つり革(抗菌仕様)を使用している。また、205系やE231系などでも、優先席付近のつり革に限り同タイプのつり革(色は黄色など)に交換されている。 JR西日本では225系でサイズアップしたオレンジ色のつり革を採用し、221系体質改善車など他車にも波及している。 京王電鉄の京王線系統で、かつては春や秋の行楽シーズンに優等列車の分割があったことから、案内をしやすくするために付属編成でつり革の色を黄緑色に変えていたが、現在は普通の白色に戻されている。
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