提訴の可能性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 09:38 UTC 版)
「スカイライン -征服-」の記事における「提訴の可能性」の解説
2010年8月、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが本作を監督したストラウス兄弟に対する法的措置を検討していると報じられた。ソニー・ピクチャーズはハイドラックスに『世界侵略: ロサンゼルス決戦』のVFX製作資金を支払ったが、ハイドラックスは、兄弟が監督し、『世界侵略』より先に公開された同じくロサンゼルスを舞台にエイリアンによる地球侵略を描いた本作の存在をソニー・ピクチャーズに一切知らせていなかった。そのため、内容の酷似する本作品に対してソニー・ピクチャーズが資金負担をしている『世界侵略: ロサンゼルス決戦』の製作過程で生じたVFXの盗用や撮影資源の流用が行われているのではないかという疑念をもたれたものである。これに対しストラウス兄弟の広報は「われわれが不当だとする(ソニー側の)主張はすべて根拠のないものだ。『スカイライン』の公開日は監督の意思に関わらず、ユニバーサルとレラティビティが以前から決めていたもので、これは組織に属さない製作者に公開を延期させようとするソニーの明らかに不当な試みである」と答えている。 2011年3月17日、ソニーは『世界侵略: ロサンゼルス決戦』に使用されたVFXは『スカイライン』では使用されていないとし、ストラウス兄弟に対する法的処置を取り下げることを表明した。
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