控図の焼失
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:30 UTC 版)
その後、伊能家から献納された伊能図の控えは東京帝国大学の附属図書館に保管されることとなったが、これも大正12年(1923年)の関東大震災ですべて焼失してしまった。以降、長きにわたって伊能図(特に大図)は「失われた地図」となり、千葉県佐原市(現在は香取市)の伊能忠敬記念館に保管されていた写しの一部など、全214枚のうち約60枚の写しのほかは、東京国立博物館が所蔵する中図の写しが残るのみとなっていた。
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