振り駒はどちらが出やすいか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 14:16 UTC 版)
「振り駒」の記事における「振り駒はどちらが出やすいか」の解説
振り駒で先後いずれになるかの確率は、ちょうど2分の1ずつであるとして振り駒のルールが採用されているが、「羽生善治が振り駒で先手を得ることが多い」という話題が出たり、瀬川晶司がプロ入り試験の際に5局とも後手番となるなど、振り駒が必ずしも公平でないと思われる事象が発生している。 日本将棋連盟は、2005年7月12日以降の公式戦における振り駒の結果を棋譜の備考欄に記録し統計をとることにしたが、2005年度の結果では統計的に有意な差はないとの結論になった。2005年7月12日~2006年7月11日の1年間の1541局で、歩が多く出た局数は776(50.4%)、と金が多く出た局数は765(49.6%)であった。なお、この振り駒統計については2005年度の棋士総会において真部一男が提案し、理事会が受理したことがきっかけである。
※この「振り駒はどちらが出やすいか」の解説は、「振り駒」の解説の一部です。
「振り駒はどちらが出やすいか」を含む「振り駒」の記事については、「振り駒」の概要を参照ください。
- 振り駒はどちらが出やすいかのページへのリンク