指導者として名を馳せる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 06:04 UTC 版)
競輪選手としての競走戦績については上記の通り特筆すべきものはないが、指導者としての活躍は目覚しい。「夢道場」という練習グループを作り、競輪選手を志す若者への指導を施し、その選手の中からGIタイトルホルダーを誕生させるに至っている。 添田の弟子として最初にGI優勝経験者となったのが78期の佐藤慎太郎。2003年、高知競輪場で開催された全日本選抜競輪を制した。そして88期の山崎芳仁は、2006年の高松宮記念杯競輪制覇を手始めに、6回のGI優勝(2009年10月31日現在)を果たしており、今や競輪界を代表する選手となっている。この他、79期の榊枝輝文もS級で活躍しており、添田が指導している弟子の活躍ぶりには目覚しいものがある。 ところで、デビュー後数年間、自力主体の競走を行ってきた佐藤が突如マーク型の選手に転身したことや、山崎がギア比3.71→4.00といった「大ギア」での競走を行うようになった点については、いずれも添田のアドバイスに基づいて実行されたものである。 現在は、母校である中央大学自転車競技部の監督を務める。
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