投資会社法
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投資会社法(とうしがいしゃほう、英語: Investment Company Act of 1940)は、1940年にアメリカ合衆国にて公法(Pub. L. 76-768)として成立・施行された法律。合衆国法典第15編80a-1-80a-64で法典化されている。1929年の世界恐慌後の金融システムの安定化などを企図して成立した。投資ファンドを規制し、投資家の保護を基本理念として成立し、投資家の同意なしに投資会社の方針を変化させるのを禁じた。1933年証券法、1934年証券取引所法、1940年投資顧問法、米国証券取引委員会(SEC)が発行する広範な規則とともに、米国における金融規制の中心的存在となっている。2010年のドッド・フランク法によって更新された。この法律は、現在数兆ドル規模の投資産業であるミューチュアル・ファンドやクローズドエンドファンドの主要な規制源であり、ヘッジファンド、プライベート・エクイティ・ファンド、さらには持株会社の運用にも影響を与える[1]。
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