找朋友
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 15:25 UTC 版)
ルールは2組のカードを使う升級によく似ているが、人数が多い点と、チームが固定されておらず、親が自分のパートナーを指名する点が異なる。 ここでは Morhead and Mott-Smith (2001) p.224ff に説明されているルールを述べる。 6人またはそれ以上の競技者で遊ぶ。カードは、競技者が6-7人なら2組・8-11人なら3組・12人以上なら4組使う。ジョーカーの枚数は0-4枚の間で、全員の手札の枚数が同一になるように調整する。手札にせずに残すカードの枚数は常に6枚である。 ふつうの升級と同様に、切り札ランクをカードをさらすことによって切り札スートと親を決めるが、升級と異なり、だれが親になるかは前回のプレイ結果によっては決められないので、毎回カードをさらした人が親になる。前回負けたチームに属していた人は切り札をさらすことはできない。 親は、自分の持っていないカード(切り札であってはならない)の名前を何枚かあげる。枚数は競技者の数÷2(競技者が奇数のときは(競技者の数-1)÷2)である。そのカードを持っている人々が親のパートナーになる。同一ランク・同一スートのカードは複数あるため、親がカードの名前をあげるときは、プレイで何番目に出てくるカードかを指定する必要がある。だれが親のパートナーであるかは、そのカードが出てくるまで、カードを持っている当人にも正確にはわからない。 リードできるカードの種類には以下のものがある。 任意の1枚のカード 同一スートの、すでに場に出たカードを除いて最高ランクのカード複数枚 同一のカード2枚以上 同一のカード2枚以上のシーケンス 親でない側は、自分のチームの点数を合計する。点数が総点数の4割以上(カード2組なら80点・3組なら120点・4組なら160点)を得たときに勝利し、各競技者のうち、前回のプレイで負けた人以外の切り札ランクが1つ上がる。総点数の8割以上を取ったらランクは2つ、10割以上を取ったら3つ上がる。 点数が総点数の4割に満たない場合は親の側の勝ちとなり、親の側に属する各競技者のうち、前回のプレイで負けた人以外の切り札ランクが1つ(点数が0のときは2つ)上がる。親の側のメンバーの数が満数(6-7人なら3人、8-9人なら4人、10-11人なら5人、12人なら6人)に満たない場合は、上がるランク数は倍になる。
※この「找朋友」の解説は、「升級」の解説の一部です。
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