才能の芽生え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 14:21 UTC 版)
「シシリー・メアリー・バーカー」の記事における「才能の芽生え」の解説
シシリーの才能は早くから発揮され、自身、水彩画の心得があった父親ウォルターが彼女のよき師となり、指導者となった。1908年、わずか13歳のシシリーは、クロイドン芸術協会に作品を出展した。1911年には、四つの作品に買い手が付き、彼女の前途は洋々としたものとなった。 不幸なことに、父ウォルターは1912年に41歳で逝去し、シシリーはよき指導者をなくすと共に、バーカー一家は経済的な困窮に見舞われた。シシリーの姉ドロシーは、しかし実際的な性格で、教師の資格を持っており、ドロシーが一家の生計を引き受けた。シシリー自身も、詩作品や水彩画を雑誌社に売ることで、生計を補った。
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