手札の配布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 14:05 UTC 版)
500ラミーは、日本でも一般的に使用されているフレンチスタイルのトランプを使用して遊ぶことができる。52枚に加え1枚または2枚のジョーカーを含む53〜54枚のカードを使用する。 5人以上のプレイヤーでプレイする場合は、2組のカードを使い、合計104〜108枚のカードで遊ぶ。 カードをシャッフルし、1枚引く。最も低いランクを引いたプレイヤーがゲーム開始直後のディーラーを務める。なおエース(A)は最も低いとみなす。ディーラーがシャッフルし、ディーラーの右のプレーヤーがカットする。ディーラーの左隣から、時計回りに、各プレイヤーに裏向きにカードを1枚ずつ配る。配られるカードの数は、プレイヤーの数によって異なる。 プレイヤー数配られるカードの数2人 13枚 3人以上 7枚 残りのカードは、プレイヤーの間に裏向きに1つの束にして積んでおく。これを以降「山札」と呼ぶ。山札の一番上のカードを表向きにして、山札の近くに置く。これを「捨て札置き場」とする。ゲーム中、捨て札置き場に追加されたカードは、すでに捨て札置き場にあるカードの上に表向きに重ねていく。捨て札置き場に重なったカードは、その中のカード全てをすぐに見ることができるよう、少しずつずらしながら重ねる必要がある。プレイヤーは、必要に応じて、広げ方を変えたり、ずらしたりしても構わないが、捨て札置き場の順序を変更することはできない。なお、ディーラーは各ランドの終了時に左隣に移す。 オプションルールとして、捨て札をプレイヤーが決めるルールがある。ディーラーの左隣がラウンド開始直後の手番を行うプレイヤーになり、1枚余分に手札を受け取る。その後、手札から、捨て札置き場の1枚目を選んで置く。次のラウンドのディーラーは、「そのラウンドで勝者」が務める。
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