手取り
別表記:手取り額、手取り金額
手取りとは
手取りとは、税金を差し引く前の収入金額から、税金や社会保険料などを差し引いた金額のことである。簡単に言うと、給料として会社から振り込まれる金額のことである。可処分所得ともいう。給与明細書には、大きく分けて「支給」「控除」「勤怠」の3つの欄がある。支給の欄には基本給や役職手当、住宅手当、家族手当、残業手当などの項目があり、支給対象の項目に金額が明記される。これらの合計が総支給額となる。
控除の欄には、健康保険や介護保険、厚生年金、雇用保険、社会保険、住民税などの項目がある。合計した金額が控除合計となる。
勤怠の欄には出勤日数や有休日数、欠勤日数、残業時間などが書かれる。この欄は、手取りの計算には使用されない。手取りは、総支給額から控除合計を差し引いた金額となる。
手取り給与
(手取り金額 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 10:28 UTC 版)
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手取り給料とは、給与の総支給額から社会保険料や所得税などの「総控除額」が引かれた後に支払われる給料を指す。
概要
給料明細では「差引支給額」等と記載され、この金額が実際に銀行に振り込まれる給料である。手取り金額や手取りとも言う事がある。
しばしば給料の金額を、「額面給料」と「手取り金額」を混同してしまうことが多い。
計算式
計算式としては以下で表される。
総支給額 - 控除合計 = 差引支給額
額面給料のおよそ75~80%ほどが手取り給料となるが、交通費の支給のズレ等によりいきなり下がる月もあるので注意が必要。
日本人の年収中央値である年収360万の場合、ボーナスを夏1.5か月、冬1.5か月として計算した場合、月の手取り給料は18万前後である。 (2020年、年収平均値は420万前後である。)
支給
基本給、時間外手当、超過勤務手当、資格手当、住宅手当、出張手当、交通費など。
控除
健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税など。
会社によっては労働組合費や積み立て金、社宅の家賃、会社の団体保険なども引かれる場合がある。
脚注
関連項目
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