戦時の編制単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 05:24 UTC 版)
戦時において隷属系統や兵科の異なる部隊を組みあわせ、独立した作戦行動が出来るような一つの単位を編成することがある。具体的な名称は国などによって異なるが、例としては兵団(複数の師団、旅団を合わせたもの)、戦闘団(連隊などを核に支援部隊を付加したもの)、増強○○あるいは戦闘群(戦闘団の小規模なもの。○○は核となる部隊の単位)、支隊(大きさや構成を問わず、一時的に編成された独立部隊。規模は大隊級から旅団級)などがある。 なお、「戦時編制」という語があるが、これは「平時編制」と対になる言葉で、有事の際に常設の師団等の規模を大型化した状態のことを言う。師団隷下の小単位の構成人員を増やし、あるいは小単位を増設して戦時編制に移行する。戦時の編制単位のことではない。
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