憑依の実 (ひょういのみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 23:44 UTC 版)
「鬼神童子ZENKI」の記事における「憑依の実 (ひょういのみ)」の解説
一見すると手の平に乗る程度の大きさの果実であるが、活性化すると眼球と触手を展開して人間に憑依し、憑依した人間を憑依獣という怪物に変異させる魔物。同じ憑依の実から生まれる憑依獣は同一形態であるものの、憑依した人間の持つ欲望の種類や強さによって能力が変化する。欲望が憑依の実が満たされるほど高まると憑依獣に変身し、原作では憑依された人間は憑依獣誕生時に肉体が粉々になり死亡するか、肉体が破壊されなくとも暴力的な欲望であった場合は重傷を負ったり、廃人になったりする例もある。普通の恋愛感情や向上心、食欲のように平常生活や生存に必要な欲望で憑依獣になった場合は失神する程度で済む。アニメ版では無傷で生還できるものも多く、前鬼は「憑依の実に完全に支配されなければ死なない(第2話)」、「助かるかどうかは憑かれた人間の心次第(第35話)」と解説している。また、強力な邪術師はこの実を自ら体に取り込むことで、身体能力を飛躍的に強化する者もいる。
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