憂国騎士団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 08:32 UTC 版)
同盟に存在する国家主義者の集団であり、反国家的及び反戦的な言動を、時には爆弾テロなどの過激なまでの暴力によって弾圧している。その行動自体は非合法であるが、背後でトリューニヒトや同盟政府内の主戦論者とつながりがあるため官憲に摘発される事はあまり無く、実質的には反戦派弾圧のための超法規的治安部隊と化していた(ヤンの家が襲撃された後、駆けつけた警官は憂国騎士団を擁護する発言を述べている)。また、構成員に多数の地球教徒が入団しているなど地球教団とも資金や人員の面で深いつながりがあり、これが後に彼らの命取りとなる。 バーラトの和約以後の活動は記述されていない、回廊の戦い直前に発生したハイネセンの大火の際には、キュンメル事件を起こした地球教団との繋がりが問題視されたこともあってその犯人に仕立て上げられた挙句、帝国憲兵隊による容赦の無い弾圧に晒された。これにより関係者約24,600人の内1,000人が逃亡し5,200人が射殺され、残りが逮捕されている。
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