慣れるとは?

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な・れる【慣れる/×馴れる】

[動ラ下一][文]な・る[ラ下二

その状態に長くかれたり、たびたびそれを経験したりして、違和感がなくなる。通常のこととし受け入れられるようになる。「その土地気候に—・れる」「移動する車中での睡眠に—・れる」「彼女の気まぐれにはもう—・れた」「住み—・れる」

経験重ねてそのことうまくできるようになる。習熟する。「患者扱いに—・れる」「—・れた手つき」「旅—・れる」

道具などが、からだになじむ。「—・れた靴で出かける」「—・れた万年筆で書く」

馴れる

その人に対して違和感がなくなる。その人親しみ気持ちをもつようになる。「子供家庭教師に—・れる」「新し上司に—・れる」

動物が、人間に対して警戒心などを抱かなくなる。「人に—・れない馬」


な・れる【慣・馴・狎・熟】

〔自ラ下一〕 [文]な・る 〔自ラ下二

① あるものや事態にたびたび出会った経験したりしたために常のこととなる。珍しくなくなる。

源氏100114頃)桐壺年ごろ、常のあつしさになり給へれば、御目なれて、猶しばし心みよと、のみの給はするに、日々におもり給ひて」

② たびたび行なってそのこと熟達する。習熟する。さらに、よく気がきく巧みであるなどの意としても用いる。

宇津保(970‐999頃)国譲上「中納言殿は、いとささやかになれたる人の、らうらうじきなり」

随筆槐記享保一二年(1727八月晦日「これより大なる事を仕ても、あちへ馴れたる人は、目にたたず咎めもなし」

親しむ。近付きになって、気持の上でも親しくなることをいう。

万葉(8C後)一四・三五七六「苗代小水葱(こなぎ)が花を衣(きぬ)に摺り流留(ナルル)まにまにあぜか愛(かな)しけ」

金槐集(1213)恋「春やあらぬ月は見し夜の空ながらなれし昔の影ぞ恋しき」

あまりにもなれなれしくふるまう。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

源氏100114頃)若菜下はばかりもなく聞ゆ。心やすく、若くはすれば、なれ聞えたるなめり」

(5) 衣類などがからだになじむ。着なれて、ふだん着のように気楽に着こなせるさまについていう。

万葉(8C後)九・一七八七「紐解かず 丸寐をすれば 吾が着たる 衣は奈礼(ナレ)ぬ」

(6) 長く使って、古くなる。みすぼらしくなる。やつれる

源氏100114頃)蓬生御調度どもを、いと古体になれたるが、昔様にてうるはしきを」

(7) 食べ物などが新鮮でなくなる。腐る。

七十一番職人歌合1500頃か)一五番「はやくこそ六角町のうりのなれぬ先よりかはりはてけれ」

(8) すしなど、ほどよく時間がたって、味加減よくなる熟成する。熟す

料理物語(1643)二〇「一夜ずしの仕様〈略〉一夜になれ申」


慣れる

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 11:31 UTC 版)

和語の漢字表記

れる(なれる)

  1. なれる」を参照


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