情報工学やITにおける使用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 13:35 UTC 版)
「ギガ」の記事における「情報工学やITにおける使用法」の解説
情報工学やITの分野において、SI接頭辞「ギガ」は、国際単位系 (SI) の定めに従い十億(= 109)倍(= 1000 (103) メガの1000 (103) 倍)を示す場合と、国際規格などで定められていない俗習として1,073,741,824 (= 230) 倍(= 1024 (210) メビの1024 (210) 倍)を表す場合がある。 この曖昧さを回避するため、1,073,741,824 (= 230) 倍を示す接頭辞として、国際規格(IEC 80000-13)にてSI接頭辞と区別できる2進接頭辞「ギビ」(gibi、 記号: Gi) が定められているが、「ギビバイト」(gibibyte、記号: GiB) や「ギビビット」(gibibit、記号: Gibit,Gib) などの単位は、あまり用いられていない。 また、国際単位系 (SI) 第8版(2006年)にて、ギガやその他のSI接頭辞を決して2のべき乗を表すために用いてはならないと定めているが、大手IT企業であるマイクロソフトやAppleなどが、未だ国際単位系 (SI) の定めに完全には従っておらず、2のべき乗を表す用法も混在する状況は解決されていない。
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