恩師・小出義雄監督が病逝
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「高橋尚子」の記事における「恩師・小出義雄監督が病逝」の解説
2019年4月24日、リクルート・積水所属時代に監督として指導を受け続けた恩師・小出義雄が、肺炎により80歳で逝去。 翌日の4月25日、小出監督の弔問に訪れた高橋は「今までの御礼と一緒に歩んできた思い出をお話をさせて頂きました。弱かった私を育てて下さり、オリンピックで金メダルを獲れたのも、世界記録を出させて頂いたのも小出監督のおかげ。1つ1つを振り返りながら、監督とお話をさせてもらいました」と終始憔悴しきった表情で泣きながらコメント。亡くなる1か月前の2019年3月下旬に小出が入院後、高橋自ら小出宛へ何通も手紙を送っていたが、その頃高橋が米国滞在中に小出から直接電話が入り、「俺はもう1日2日しか持たないよ」と言われたという。高橋は「聞いた当初は冗談だと思いつつ驚きました。『監督、一体何を言ってるんですか!?』と返したんです」と振り返り、そして小出は「『今迄一杯走ってきてくれてありがとう。夢を叶えさせてくれて有難うな』と言われました」と偲びつつ、それから高橋は日本へ緊急帰国後、数回小出の入院先へ見舞いに行ったことを明かしていた。 それから4日後の4月29日、小出の葬儀・告別式に高橋も参列し「監督が入院をされてから、最後に貴重なお時間をお見舞いに何度も行かせて戴いた事を、許して下さったご家族の皆さんに感謝の思いと、最後にこうやって自分で監督に手紙を読ませていただく機会を頂いた事に感謝を申し上げます。監督、今まで有り難う御座いました!」と涙を流しながら弔辞を読んでいた。
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