復帰へ向けた改善策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 22:20 UTC 版)
「世界野球ソフトボール連盟」の記事における「復帰へ向けた改善策」の解説
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、オリンピック実施競技について検討される2013年5月の国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で、男子野球と女子ソフトボールを1競技2種目としてのオリンピック復帰を目指して、この度の野球とソフトボールの組織統合の他に、以下の改善案を提示した。 野球、ソフトボールともに8チームずつが参加、6日間開催(予備日1日)とする 野球、ソフトボールともに同一会場とする(先に野球を開催し、マウンドを撤去した後にソフトボールを開催) 野球を7回制とする 野球の準決勝、決勝戦にMLB選手の参加(協議中) IOCは実施競技に対してテレビ放送に適していることを求めており、野球の7回制導入による時間短縮や、MLB選手参加協議も、この要求に応えるためである。他にも、開催地の負担になっていた球場建設の経費削減のため両競技同一の球場での開催や、開催期間短縮がある。2013年4月14日のWBSC設立記者会見において、ドン・ポーター共同会長は「試合時間の短縮、テレビ放送のため、いい時間にしていく。ルールの変化にも柔軟性を持っていく。できるだけ短くしたい」と、オリンピック復帰のためならば柔軟に対応していくと述べている。また、今回の統合組織設立を成し遂げたことに加え、これらの改善策を提示することについて、リカルド・フラッカリ共同会長は「IOCに我々の『オリンピックに復帰する』という決意を感じてほしい」と述べ、両会長ともにオリンピック復帰に向けて並々ならぬ決意を示した。
※この「復帰へ向けた改善策」の解説は、「世界野球ソフトボール連盟」の解説の一部です。
「復帰へ向けた改善策」を含む「世界野球ソフトボール連盟」の記事については、「世界野球ソフトボール連盟」の概要を参照ください。
- 復帰へ向けた改善策のページへのリンク