御船神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/11/17 13:52 UTC 版)
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御船神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/09 03:07 UTC 版)
「御船神社 (多気町)」の記事における「御船神社」の解説
御船神社は、内宮の摂社27社のうち、第24位である。倭姫命が外城田川(ときだがわ)を遡上する旅の途上に船を停泊し、定めた神社である。倭姫命がここで止まったのは、川幅が狭くなり船が通れなくなったからである。 『延喜式神名帳』では、「大神乃御船神社」と記す。「大神乃御船」とは天照大神がお乗りになる船を意味するものと見られ、薗田守良は、天照大神の神体を奉安する御樋代を納める御船代(みふなしろ)が遷御後に御船神社に納められたのではないか、と推定した。 祭神は大神御蔭川神(おおかみのみかげかわのかみ)。田畑を潤す外城田川の守護神または水上交通の守護神とされる。御船神社と同じ内宮摂社の蚊野神社でも同じ神を祀る。「御蔭」には霊魂、恩恵(=おかげ)の意味があり、神田に引水する川のほとりに祀った大神の霊であると『神宮典略』では解説している。 祭神には異説があり、『伊勢二所太神宮神名秘書』は「大神乃御船神」、『延喜式神名帳僻案集』は「天鳥船神」、『伊勢国神名帳考證』では「鳥石楠船神」とする。
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