御幸の間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 16:12 UTC 版)
堀口捨己設計の16畳の和室。西面には4間の杉の面皮の床框(とこがまち)を据え、中央を床(とこ)、左右を床脇とする。南面は付書院を設け、桂離宮の笑意軒にならった丸窓を設ける。北側の次の間境の襖は摺箔(能装束)の裂を貼り合わせて山水を表現している。天井は、南北軸の中央に一直線に障子を嵌め、その左右は棹縁天井とする。照明器具は直接見えないように天井裏に設置され、前述の障子を通して室内を照らす。その左右の天井は場所によって棹縁の向きを変え、非対称のデザインになっている。
※この「御幸の間」の解説は、「八勝館」の解説の一部です。
「御幸の間」を含む「八勝館」の記事については、「八勝館」の概要を参照ください。
- 御幸の間のページへのリンク