御巫祭神(大8座:神産日神・高御産日神・玉積産日神・生産日神・足産日神・大宮売神・御食津神・事代主神)
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大御巫(おおみかんなぎ)によって奉斎された8神。大御巫は『令集解』職員令によると奈良時代には「倭国巫」2人からなったが、『延喜式』によると平安時代には天皇・中宮・東宮のため3人からなった。霊魂を司る5神、君臣の間を取り持つ大宮売神、食物を司る御食津神、言葉を司る事代主神からなり、魂を身体に鎮めるための鎮魂8神とされる。神祇官西院中の八神殿に祀られ、神階は貞観元年(859年)に神産日神・高御産日神・玉積産日神・足産日神は正一位、生産日神は従一位に昇った。8神のうち大宮売神は京都市上京区主税町に小祠を伝える。また関連社として大宮売神社(京都府京丹後市)が知られる。詳細は「八神殿」を参照。
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